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資料集

○朝倉高等学校音楽部関連資料集です。

朝倉高等学校音楽部のあゆみ(昭和30年〜60年)


昭和30年度 合唱連盟創立10周年努力賞、NHKコンクール福岡県2位
昭和31年度 西部合唱コンクール福岡支部2位西部大会1位、NHKコンクール福岡県大会1位九州大会3位、全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社)九州大会3位
昭和32年度 西部合唱コンクール福岡支部2位西部大会5位、全日本学生音楽コンクール九州大会1位、全国大会3位
昭和33年度 NHKコンクール福岡県3位
昭和34年度 西部合唱コンクール福岡支部混声1位九州大会出場、朝倉高校創立50周年記念文化祭にて、オペラ「真間の手古奈」上演
昭和36年度 西部合福岡支部混声1位大会奨励賞。NHKコンクール福岡県県2位
昭和37年度 西部合唱コンクール福岡支部2位九州大会入賞、NHKコンクール福岡県優秀賞
昭和38年度 KBC合唱コンクール1位(ハモンドオルガン受賞)
昭和39年度 西部合唱コンクール福岡支部2位混声1位、NHKコンクール福岡県最優秀賞九州大会3位

昭和40年度 西部合唱コンクール福岡支部2位九州大会混声4位、連盟創立20周年努力賞・NHKコンクール福岡県最優秀賞
昭和41年度 西部合唱コンクール福岡支部2位九州大会3位、NHKコンクール福岡県最優秀賞
昭和42年度 西部合唱コンクール福岡支部第1位西部大会第3位、NHKコンクール福岡県最優秀賞
昭和43年度 西部合唱コンクール福岡支部第1位西部大会第3位、NHKコンクール福岡県最優秀賞、
九州大会優秀賞、KBCコンクール1位(ピアノ受賞)
昭和44年度 西部合唱コンクール福岡支部第2位西部大会第3位、NHKコンクール福岡県優秀賞
昭和45年度 西部合唱コンクール福岡支部第1位西部大会第1位全国大会出場・NHKコンクール福岡県優秀賞
昭和46年度 西部合唱コンクール福岡支部第1位西部夫会銀賞、・NHKコンクール福岡県最優秀賞、
KBCコンクール2位(ステレオ受賞)
昭和47年度 西部合唱コシクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NHKコンクール福岡県最優秀賞九州大会優良、'KBCゴンクール1位(ピアノ受賞)
昭和48年度 西部命唱コンクール福岡支部金賞西部大会録賞、NHKコンクール福岡県最優秀賞
昭和49年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NHKコンクール福両県最優秀賞

昭和50年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、連盟創立30周年・努力賞・NHKコンクール福岡県最優秀賞、KBCコンクール2位(ステレオ受賞)
昭和51年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NH}Kコンクール最優秀賞九州大会優良賞、KBCコンクール1位(ピアノ受賞)、第一回定期演奏会(甘木文化会館)コンポジション。
昭和52年度 西部合唱コンクール福岡支部銀賞西部大会銅賞、NHKコンクール最優秀賞、第2回定期演奏会"筑後川ミサ(ビクトリア作曲)、
昭和53年度 西部合唱コンクール福岡支部銀賞西部大会銅賞、NHKコンクール優秀賞、第3回定期演奏会"山に祈るミサ(ビクトリア作曲)"
昭和54年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NHKコンクール福岡県優秀賞、第4回定期演奏会"レクイエム(モーツァルト)オペラ「バスティエンとバスティエンヌ」
昭和55年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会賞、NHKコンクール福岡県優秀賞、KBCコンクール2位(ラジカセ受賞)、第5回定期演奏会"クレーの絵本五つの童画山に祈る。モーッァルトレクイエム演奏会(F.レニッケ氏指揮、九州交響楽団とともに)
昭和56年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会優良賞、NHKコンクール福岡県優良賞、第6回定期演奏会"息づく日々オペラ「真間の手古奈」
昭和57年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NHKコンクー福岡県優秀賞、KBCコンクール1位(ピアノ受賞)、第7回定期演奏会(特別出演古賀恵美子)"混声合唱のためのコンポジションU、W。
昭和58年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銅賞、NHKコンクール季副珂県優秀賞、第8回定期演奏会"北の祭から「菱の実祭」オペラ「バスティエンとバスティエンヌ」
昭和59年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会銀賞、NHKコンクール福岡県最優秀賞、KBCコンクール1位(ビデオ受賞)、第9回定期演奏会"どんぐりのコマ、光る砂漠、五つの童画、クレーの絵本"

昭和60年度 西部合唱コンクール福岡支部金賞西部大会金賞、NHKコンクール福岡県優秀賞、金国総合文化祭(東北、岩手県一関市)県代表として出場(岩手新聞に好評として記載される)第10回定期演奏会(全国大会出場チャリティーコンサート)

(姫野氏提供)


鞭幸枝 甘木朝倉の音楽界のリーダー

朝倉高校音楽教師.学生歌作曲者
(昭和十一年・朝倉高女第二十四回卒)


「耳納の山の朝明けや、精冷の風、混濁の闇を流しつ疾くゆきて……」朝倉高校の集会、体育祭、同窓会などで歌い継がれている学生歌。この曲を作曲したのが鞭幸枝氏である。氏は四十数年に亘って、朝倉高等女学校、朝倉高校で教鞭を執り、県内はもちろん、九州、全国で「朝倉といえば合唱」と言われるまでの実績を残した。
氏は、甘木小学校より朝倉高等女学校に進学。伝統音楽の箏のほかにこの頃、ピアノを始め音楽を深めた。東洋音楽学校(現東京音楽大学)ピアノ科に入学。もともと好奇心旺盛で、負けず嫌いの性格から人一倍の勉強をした。音楽学校では、毎日八時間以上、ピアノの勉強をしていた。
卒業後、母校である朝倉高女と継いで朝倉高校に勤務する。『音楽の持っている〔感動〕を心にいっぱい受け、豊かな〔感性〕を培ってもらいたい。それは〔今〕だ。高校時代の大切な時に、正しい基礎の上に「味わい」と「追究」を持ち、音楽に興味を持ってほしい。』との思いが一緒になり、教えることに頑張った。

まず音譜を読み取り、音の高さやリズムが出せるように[コーリューブンゲン]をした。今でも、卒業生の中ではこのことが話題になる。鑑賞としては、レコードは勿論、NHK放送教育の[名曲ライブラリー]を取り入れた。これは西洋音楽史の上代から現代までの音楽の流れの中で、それぞれの時代の名曲に親しむものである。音楽教室のグツドマンのスピーカーから聞こえる音楽は、たくさんの感動を生んできた。音楽を聴いての[鑑賞ノート]を作り、曲の感想を書いて提出したもらった。
その度ごとに一人一人の[鑑賞ノート]に赤鉛筆で批評を書いた。みんなはこれをよく読み、次からは聴き方や感想が深くなっていった。批評の赤鉛筆の方が多くなり、ノート一面になることが多かった。保護者の『子どものノート読みました。感動しました。私まで音楽の聴き方が分かりました』との声がよくあった。朝高生の[鑑賞ノート]は各自の名前と共にNHKの放送にのり、全国に響いていった。音楽教育の論文を書き、福岡県や九州を代表して、全国大会で数回発表した。

朝倉高校の部活指導では〔合唱・混声合唱〕に取り組んだ。みんな輝いて歌っていた。音楽部部員としての日々を送った人は、今も友情を深めているという。その練習では詩の心を、曲のメッセージを歌い上げるためにも、体を動かして声を出すために苦心した。走ってきて「オーイ」と声を出す。お腹のそこから声が出るようにした。小さな声だったのが、段々と大きくなり、教室いっぱいに響き始めると、みんな感動していった。二棟と三棟の渡り廊下から運動場に向かって、「オーイ」である。現在のテニスコートのあたりに数名が立っていて、聞こえたら手を上げて合図をした。何回もやらないと聞こえない。できた時の喜びは大変なものだった。この他にも発声法を次々と考え、八種類ほど考案して活用した。

こうして歌った音楽は、県代表、九州代表になり全国大会にも進んでいった。講堂、ホールが朝高生の歌声で響き出し、響き合うすばらしさは大きな感動となっていき、九州各地や東京などの他校生徒の部活参加やNHKの取材を受けた。退職後は地域文化向上に役立ちたいと、地域の人たちと一緒に「頓田の森の子どもたちへの音楽会」を続けたり、九州交響楽団と共にモーツァルトの「レクイエム」やベートーヴェンの「第九交響曲」等を指導し演奏した。現在、四つの合唱団を指導、指揮している。
音楽を追究し、合唱する人々の心の輪をつくり、豊かな心となって、澄んだ美しい声と響きを出して歌う。その喜びが、あらゆるものの原動力となっていくと日々努力している。ここ数年は合唱曲を作曲し、その作品を合唱団のみなさんが歌っている。八十五歳の今も現役で活躍している。

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